主な部品の交換サイクル
エレベーターには、有寿命部品が使用されています。エレベーターを長期にわたって良好な状態に維持するため、専門技術者による定期的な点検に加え、定期的な部品交換をご計画ください。
標準使用条件
エレベーターの使用頻度は、以下の場合を想定しています。
製品分類 | 製品名 | 1日の使用頻度 | |
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ホームエレベーター | グランデ、ファミリー、ファミロング DX アバンティ・禅・ファインウッド |
150回以下 | 設置環境について > |
ファミスリム、コンパクト、ジュニア | 50回以下 | ||
小規模建物用 小型エレベーター |
プラス、ウェルスペーシア、ロング、スタンダード | 150回以下 | 設置環境について > |
小規模共同住宅用 エレベーター |
Rメート | 150回以下 | 設置環境について > |
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エレベーターの設置環境は、「エレベーターの設置環境について」をご参照ください。
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悪戯や取扱い不良、地震・落雷・その他不可抗力に起因する故障や機能不全などは除きます。
定期交換部品
次の部品は時間の経過とともに劣化・消耗しますので、使用期間内に定期的に交換してください。
部位/品名 | 部品名 | 使用期間 |
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停電時自動着床電源装置 | バッテリー | 5年 |
受電盤・制御盤・かご上運転装置 | 電解コンデンサー搭載基板 | 10年 |
遮煙乗場ドア[オプション] | 気密材(パット) | 10年 |
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「使用期間」は標準使用条件下で使用した場合の交換期間であり、エレベーターの設置環境・使用状況などによっては、早くなる場合があります。
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部品代、交換作業費は物価の変動、施工条件、建物の立地条件などにより変動します。別途見積りさせていただきます。
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使用期間については、性能改善などにより、変更する場合がございます。
定期交換部品とは、有寿命部品の中でも必ず経年劣化が発生し、故障や機能不全などの原因となる部品です。使用回数などに係わらず使用期間内で交換することをお勧めします。
定期交換部品以外の有寿命部品
エレベーターには定期交換部品以外にも使用頻度や経過時間、使用環境によって摩耗、劣化が進行した部品は交換が必要となります。
点検後の専門技術者のアドバイスに従い適宜交換を行ってください。
【摩耗、劣化の状況により交換が必要になる部品例】
ギヤオイル、ブレーキ、エンコーダー、巻上ロープ、ガイドローラー、連動ロープ、ハンガーローラー、ドアセンサーなど